コンテンツマーケティングとSEOの違いについて

公開日:2017.09.29

コンテンツマーケティングとSEO、どちらも自然検索からの流入を増やすという意味では似ている部分があります。そのため、テキスト追加やページ追加を施策として提案することもあります。
今回は、コンテンツマーケティングとSEOの違いについて確認していきたいと思います。

コンテンツマーケティングのポイント

コンテンツマーケティングの定義としてポイントになるのが、ユーザーにとって適切なコンテンツを提供するということです。
商品・サービスの検討が進むにつれて、ユーザーの求める情報は変化します。
ユーザー、見込み客が求める情報を把握した上で、段階に応じた適切なコンテンツを提供することで、ユーザー、見込み客を商品・サービスの購入につなげることが、コンテンツマーケティングの考え方です。
自然検索経由でサイトへ訪問したユーザーに対して、ダウンロード資料やメルマガなどを通して、より深い情報を提供することもコンテンツマーケティングのやり方です。

コンテンツマーケティングとSEO

ユーザーが求める適切なコンテンツを用意するという点では、コンテンツマーケティングとSEOは同じでしょう。
SEOも、ユーザーの検索ニーズに合致したコンテンツをサイト内に作成することで、検索結果の上位に表示することが可能となります。

SEOはWeb検索によって情報を探す見込み客をサイトに誘導する手段です。
しかし、「検索をしない見込み客」も存在します。例えば情報探索が苦手、もしくはPCやスマホの操作に慣れていないために、直接リアル店舗へ行ってしまうユーザーなどです。

また、潜在的なニーズの状態で、情報収集・検索をまだ開始していないユーザーもこれにあたります。
彼らにリーチするためには、SEO以外のアプローチが必要です。
メインターゲットが非検索ユーザーであるにもかかわらず、SEO施策のみを進めていたのでは、効果を期待することは難しいでしょう。

コンテンツマーケティングとSNS

非検索ユーザーに対して有効な施策となるのがFacebookやTwitter等のSNS活用です。
コンテンツが拡散されれば、潜在的なニーズの状態にあるユーザーのSNSタイムラインにも表示されるため、潜在層による認知増を期待することができます。


コンテンツマーケティングの目的は、見込み客をサイトに集客した上で、商品・サービスを購入してもらうことにあります。
そのために、まず取り扱う商品・サービスに関する様々な情報を発信し、自然検索からサイトへ集客しますが、SEOだけではユーザーの検討段階ごとの情報ニーズには対応しきれません。
ユーザーの求める「適切なコンテンツ」を提供するためにも、商品の特徴に応じて、複数の手法を併用していく必要があるでしょう。

執筆者情報

J-Grip Marketing編集部

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