コンテンツマーケティングの効果測定は何を指標にすべきか?

公開日:2017.09.05

コンテンツマーケティングを実施する際、どの指標をKPI(重要業績評価指標、成果指標)とするべきでしょうか。

コンテンツマーケティングには目的や手法が数多くあるため、他のWebマーケティング(SEO、リスティング等)のように目標となる明確な指標はありません。
目的やゴール地点が曖昧なままでは失敗してしまう可能性が極めて高いです。実施に当たっては、何を目的とするかを決めなければなりません。

例えば、オウンドメディアの運用におけるコンテンツマーケティングのKPIには下記のような指標が考えられます。
・投稿記事数
・ページビュー(PV)数
・セッション数
・ユニークユーザー(UU)数
・SNSシェア数
・問い合わせ数

投稿記事数

継続的に情報発信を行うことはコンテンツマーケティングの基本です。
メディアサイトを運用しているのであれば、定期的な記事の投稿を続けていくことが重要になります。新規ユーザーの獲得、既存ユーザーへの情報提供どちらに対しても、サイトへのリーチを図るための記事は多ければ多いほど良いでしょう。

ページビュー(PV)数

サイトがどの程度利用されているかを測る指標となるのがページビュー(PV)数です。
ページビュー(PV)はウェブサイト内の特定のページが開かれた回数を表し、1ユーザーがサイト内で5ページに遷移すると5PVと計測されます。

セッション数

セッション数は、ウェブサイトへの訪問数を表します。
基本的には、1ユーザーがホームページへ訪れてから離脱するまでが1セッションとして扱われます。ページビュー(PV)とは異なり、1回の訪問でサイト内を何ページ遷移しても1セッションなります。
セッション数もページビュー(PV)と同様に、サイトの認知度を測る際の指標となるでしょう。

ユニークユーザー(UU)数

ユニークユーザー(UU)数は、サイトへの訪問ユーザー数の指標です。集計期間内に1人のユーザーが何度訪問しても、ユニークユーザー(UU)数のカウントは1になります。
ページビュー(PV)数→セッション数→ユニークユーザー(UU)数の順に数字は小さくなります。

SNSシェア数

メディアサイトへの流入は検索エンジン経由だけではなく、FacebookやTwitterといったSNSからも考えられます。特にSNSの投稿がバズった際には、相当な勢いで拡散され、検索経由では考えられない量のアクセスが集まることもあります。
サイトの運用は、まず存在を知ってもらうことが重要です。コンテンツを拡散させ、ユーザーに幅広くアプローチし、商品/サービスのニーズに合致するユーザーを獲得していくことが重用です。

問い合わせ数

コンテンツマーケティングの目指すものとして、ブランドの認知拡大、ファンの創出などありますが、最終的な目的は顧客獲得、商品/サービスの成約です。
KPIの指標として、メディアサイト経由での問い合わせ数、成約数を設定する必要もあるでしょう。

まとめ

コンテンツマーケティングは、どの指標をKPIに設定するにしても、SEOや広告と比べて即効性のある施策ではありません。
目標を設定し、中長期的な取り組みになることを念頭におくべきでしょう。

執筆者情報

J-Grip Marketing編集部

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