ランディングページ(LP)の効果を出すために

公開日:2015.01.26

基本的な考え方は、バナー広告と同じ

前回のコラム(バナー広告の効果)ではバナー広告の効果の出し方についてご紹介したので、今回はLPについてお話ししたいと思います。と言っても、基本的な考え方はバナーもLPも、広告クリエイティブという点ではあまり変わりません。

前回もお話ししたとおり、広告において一番重要なのは「その広告を見る属性を明確に意識すること」。属性に合わせて表現を細かく変えることが、効果を出すための正攻法と言えるでしょう。

「属性に合わせたLP」と、「出稿元に合わせたLP」を作り分けよう

ユーザーの属性はさまざまな角度から分類することが可能ですが、分かりやすいのは年齢と性別でしょう。10代の学生をターゲットにしたLPなら、難しい表現は避けてポップなデザインにしたほうが良いでしょうし、30~40代のビジネスマン層がターゲットなら、ある程固い雰囲気にし、文章量を多くしても良いかも知れません。また、年配の方をターゲットにする場合には、読みやすいフォントサイズを選ぶことも忘れてはいけないポイントです。

そしてユーザー属性と並んで重要なのが、LPへと飛ぶ「出稿元の媒体」。出稿元には大きく分けて「検索エンジンの検索結果画面」「バナー広告」「グノシー等のニュース系サイト」の3種類があります。
「検索結果画面」に紐づけたLPで注意すべきなのは、「検索ワードと同じキーワードをLPの冒頭に配置する」こと。少し面倒かも知れませんが、検索ワードごとにLPも複数用意するのがベストです。

「バナー広告」に紐づけたLPのポイントは、「出稿元の媒体の特性を見極め、そのメインユーザー層に合わせたLPを作ること」。そして「グノシー等のニュース系サイト」に紐づけたLPの場合は、ユーザーはニュースと間違えてLPに入ってきたケースが多いため、ニュース的な雰囲気を残したLPを作ると離脱を防ぎやすくすることができます。

予算をうまく使ってコンバージョンを維持する

結論としては、やはりバナー広告と同じく、LPもユーザー・出稿元に合わせて複数作るのが鉄則。

と言ってももちろんすべてゼロから作る必要はなく、ベースとなるLPを作り、必要な部分(特にトップの部分)だけカスタマイズすればOKです。

LPを量産することによって広告予算を圧迫したくない場合は、一時的に出稿費用を削り、浮いた分をLP制作費に回すのも良いでしょう。

長期的に同じLPを使うとユーザーに飽きられてしまうこともあるので、コンバージョンを維持し、効果的な広告戦略を展開するためにも、LP制作にはある程度のコストをかけるのが良いと思います。

執筆者情報

J-Grip Marketing編集部

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